イタリック祖語
*sorβeō
英語での現れ方
- sorbabsorb・absorbent・absorber・absorbable・absorbency・absorbance・reabsorb・sorb・sorbed・sorbefacient
- sorptabsorption・absorptive・absorptivity・sorption・reabsorption・malabsorption
イタリック祖語の段階ですでに「すする・飲み込む」を表す動詞で、これがラテン語 sorbeō になった。英語に入ったのはもっぱらラテン語の複合形で、単独の sorb は化学の「吸着する」という専門語として残るにとどまり、日常語としては ab- のついた absorb が代表になっている。
ラテン語の動詞は現在形の語幹と完了分詞の語幹で綴りが変わり、英語ではその両方が生きている。動詞と -ent・-er・-able などの接尾辞は sorb(absorbent・absorber・absorbable)、-ion・-ive・-ity は sorpt(absorption・absorptive・absorptivity)という住み分けで、sorbefacient のように「吸収を起こさせる」薬学用語もこの枝にある。