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西ゲルマン語

*felþu

英語での現れ方

field は「木のない開けた土地」がもとの意味で、そこから「畑・野原」「(活動の)分野」「(実験室に対する)現場」へと広がった。合成語の作り方は二通りで、前に作物や資源を置けば「それが取れる場所」(cornfield・hayfield・wheatfield・grainfield・coalfield・goldfield / goldfields・brickfield・snowfield)、用途を置けば「そのための土地」(airfield 飛行場、battlefield 戦場、minefield 地雷原)。fieldwork(現地調査)・fieldworker は「机の上でなく現場で」という対比が要点で、afield は「野に出て」から far afield(遠く離れて)という言い方になる。

もう一つの大きな用法が球技の守備場面で、野球やアメリカンフットボールでは位置をまとめて field で言い分ける。infield(内野)・outfield(外野)・midfield・centerfield・leftfield・backfield と、そこを守る人の infielder・outfielder・centerfielder・fielder、動詞の fielding(守備をする・(質問を)さばく)。downfield・upfield は攻める向きを表す。同じ語の大陸ゲルマン語形も英語に入っており、オランダ語系の veld(南部アフリカの草原)とドイツ語系の feldspar(長石)がその例。fieldfare は野に来る鳥(ノハラツグミ)、fieldstone は野に転がる自然石。