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ゲルマン祖語

*skipą

ship

英語での現れ方

本来語の ship(船)が中心で、複合語を大量に作る。shipyard(造船所)、shipwright(船大工)、shipbuilder・shipbuilding、shipwreck(難破)、shipmate(同船者)、shipowner、shipboard(船上の)、shipload(船一杯の量)、amidships(船の中ほどで)と、船まわりの語彙がひと通り揃う。積み替えは transship・transshipment、送り直しは reship、船のように整った状態は shipshape。動詞としての ship は「船で送る」から「発送する」に広がり、shipment(出荷)が日常語になった。spaceship のように新しい乗り物にも比喩で使われる。

意外な仲間が equip で、古フランス語で「船に人と物を積み込む」ことを指した動詞を通ってこの語族に入ったとされ、equipment(装備)、equipped・unequipped、equipping と「必要なものを積む」意味を保っている。オランダ語系の skipper(船長)と、小舟を指す skiff も同じ語。ship は「船」、equip は「船出の支度」と結びつけると忘れにくい。