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フランス語

phéno-

英語での現れ方

ギリシャ語の「照らす・現れる」に連なる語がフランス語で化学用語になり、石炭ガスの照明から見つかった芳香族の環(ベンゼン環)を指すようになったとされる。英語ではこの環を含むことを示す標識として働き、綴りは phenyl(フェニル基)、短くした phen、そして英語式に読み崩れた fen の三通りに現れる。phenylalanine(フェニルアラニン)、phenylephrine(血管収縮薬)、phenytoin(抗てんかん薬)、diphenhydramine(抗ヒスタミン薬)、clomiphene のように、名前の中にこの綴りを見つけたら「ベンゼン環を持つ化合物」だと読める。

この家族の語のほとんどは医薬品名で、国際的な命名規則に従って共通の語尾を共有している点が学習の助けになる。-profen(ibuprofen・ketoprofen・fenoprofen)は同じ系統の消炎鎮痛薬をまとめる目印で、一つ覚えれば残りの位置づけが推測できる。phenylalanine を代謝できない病気が phenylketonuria(フェニルケトン尿症)で、その語頭も同じ環に由来する。dihydroxyphenylalanine を縮めたものが dopa で、levodopa・methyldopa・dopamine もそこから派生した名前。長い薬名は、この種の共通部品に区切って読むのが最も確実。

この語源をもつ英単語