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印欧祖語

*mh₂ḱrós

やせた

lean

英語での現れ方

ギリシャ語で「長い・大きい」を表した語から来た要素で、英語では macro が「大きい・巨視的な」を表す接頭辞として働く。macroscopic・macroscopically(肉眼で見える)、macrocosm(大宇宙)、macromolecule・macromolecular(高分子)、macrophage(大食細胞)、macroevolution、macroeconomics・macroeconomic、macrobiotic・macrobiotics と、学術語に相手を選ばず付く。macron は母音の長さを示す記号で、「長い」という原義に近い使い方。

単独の macro も「マクロ(一括操作・接写)」として日常語になっている。一方、同じ根がラテン語の「痩せた」を経てフランス語から入ったのが meagre / meager(乏しい・痩せた)で、綴りはイギリス式が -re、アメリカ式が -er。macro が「大きい」で meager が「乏しい」と正反対に見えるのは、もとの意味が「大きい」ではなく「長く伸びた」だったためと考えると納得しやすい。