印欧祖語
*(s)merd-
噛む・刺す
to bite, to sting
英語での現れ方
- mors / mord / morcmorsel・remorse・remorseful・remorseless・mordant・morceau
- smartsmart・smarting・smartly・outsmart・smartness
ラテン語 mordeō(かむ)の系列では、morsel がかみ取った「一口分」、mordant が「かみつくような、辛辣な」と読める。remorse(良心の呵責)は、したことが心にかみつくように感じられる後悔。remorseless はその痛みを感じない「無慈悲な」で、同じ mors が食べ物の小片にも心の痛みにも残っている。
ゲルマン語系の smart では、smarting が「ひりひり痛む」を表す一方、smart は「頭の切れる」「きびきびした」にも広がった。鋭い痛みと、反応や知性の鋭さを結び付けて覚えると、outsmart(知恵で出し抜く)も捉えやすい。日本語の「スマート」から体形だけを思い浮かべず、痛み・頭の働き・身なりのどれを述べているかを文脈で読む。