EnglishBattle

attributecredit の違い

どちらも「〜のおかげ・せいにする」と訳せますが、attribute は中立な帰属(原因をそこに割り当てる)、credit は功績の承認(プラスの評価を与える)です。

結論

attribute 〜に帰する」— 原因・出どころをそこに割り当てる。良し悪しを問わない

credit 功績を認める・信用」— プラスの評価をその人のものと認める

原因の割り当てが attribute、手柄の承認が credit。

比較表

attributecredit
評価の向き
中立(原因なら悪いことにも)
ポジティブ(功績・称賛)
よく使う形
attribute A to BAをBによるものと考える
credit B with A / give B creditAをBの功績と認める
take credit for 〜〜を自分の手柄にする
例文
The delay was attributed to bad weather.遅延は悪天候によるものとされた。
She was credited with saving the project.プロジェクトを救ったのは彼女の功績とされた。

語源でわかる違いと覚え方

attribute はラテン語 tribuō「割り当てる・与える」に ad- が付いた「〜へ割り当てる」。tribuō の元は tribus「部族」— 部族ごとに分けて与えることが「割り当て」でした。credit はラテン語 crēdō「信じる」から。「その人の手柄だと信じて記帳する」が原イメージです。

ラテン語

tribus → tribuō

「部族」→「(部族ごとに)割り当てる」

ラテン語

attribuō

ad- + tribuō「〜へ割り当てる」

attribute

帰する — 原因を割り当てる

ラテン語

crēdō

「真実と受け入れる・信じる」

ラテン語 → 中期フランス語

crēditum → crédit

「信じて委ねられたもの」→「信用・貸付」

credit

功績・信用 — 信じて与える

経路は EnglishBattle の語源ツリー(Wiktionary 由来)に基づく

tribuō の家族には contribute(貢献する=共に差し出す)と distribute(配布する=分けて割り当てる)がいます。crēdō の家族はクレジットカード(信用で払う)そのもの。帰属は「割り当て」、称賛は「信用」— 語源がそのまま使い分けの説明になっています。

使い方と例文

attribute の使い方

attribute A to BAをBに帰する(受け身も頻出)

  • Experts attribute the trend to social media.専門家はこの傾向をSNSによるものと見ている。
  • a painting attributed to Hokusai北斎の作と考えられている絵

credit の使い方

credit B with A / give B credit for AAをBの功績と認める

  • Give her credit for the idea.そのアイデアは彼女の手柄だと認めよう。
  • He took all the credit.彼が手柄を独り占めした。

The success was attributed to teamwork, but the captain got most of the credit.

成功はチームワークによるものとされたが、称賛の大半はキャプテンに集まった。

よくある間違い

×The failure was credited to poor planning.

The failure was attributed to poor planning.

悪い結果の原因を言うなら中立の attribute。credit はプラスの功績に使います。

理解度チェック

(プラスの功績。)

(中立〜ネガティブの帰属。)

よくある質問

Q. 名詞の attribute(属性)は同じ単語?

同じ単語です。名詞では「そのものに割り当てられた性質=属性」(HTMLの属性もこれ)。動詞はアクセントが後ろ(at-TRIB-ute)、名詞は前(AT-tribute)と発音が変わる点に注意してください。

同じ語源の仲間

contribute・distribute・tribal は attribute 側の tribus「部族」の家族。credible(信じられる)は credit 側の crēdō の家族です。

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