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古英語

-hād

状態や性質を表す名詞を作る

英語での現れ方

もとは「身分・ありさま」を表す独立した語だったものが接尾辞になったとされ、名詞に付いて三つの方向に働く。第一は人生の時期で、childhood(子ども時代)、boyhood・girlhood、adulthood、babyhood のように「〜である期間」を指す。第二は立場や状態で、motherhood・fatherhood・parenthood(親であること)、knighthood(騎士の位)、priesthood・sainthood、widowhood・spinsterhood がこれにあたる。第三は同じ立場の人の集まりで、brotherhood・sisterhood は「兄弟/姉妹であること」と「同胞の団体」の両方を指し、priesthood も「聖職者全体」を意味できる。

人以外に付くと抽象名詞になり、likelihood(ありそうなこと→可能性)、falsehood(偽りであること→虚偽)、nationhood(国家であること)、personhood のように「〜という性質」を表す。neighborhood(英 neighbourhood)は「隣人であること」から「近所・地域」へ意味が移った例。maidenhead だけ語尾が -head なのは、中英語で -hede という変種が並行して使われたためとされる。読みは弱く「フド」に近く、hood(頭巾)と同じ綴りでも別の語なので、意味から切り離して覚えるとよい。