EnglishBattle

印欧祖語

*wéydtus

英語での現れ方

印欧祖語では「見る」と「知る」が同じ語根で表され、その分詞形から「見られたもの・見たこと」を意味する名詞が作られた。英語にはラテン語 vīsus を通って入り、vis の形になっている。vision(視覚・構想)、revision(見直し→改訂)、envision・envisage(心に描く)、prevision(予見)、visionary。provision は「前もって見ておくこと」で、備え・条項・食料と意味が枝分かれし、provisional(暫定の)はその「当座しのぎ」の側面から来ている。

advise / advice は ad+vīsum「私に見えるところでは」という言い方が固まったもので、動詞の advise(s)と名詞の advice(c)を綴り分けるのが最大の注意点。ここから advisory・advisable・inadvisable・advisability・advisedly・advisee・adviser / advisor が派生する。television は「遠くのものを見る」の造語で、televise・televangelist・televangelism、口語の tv・telly と広がった。この語根では「見る」がしばしば「知る・判断する」に移っている点を押さえると、advice や provision の意味の飛びが理解しやすい。