EnglishBattle

ゲルマン祖語

*sprekaną

話す

to speak

英語での現れ方

ゲルマン祖語の段階では r を含む形で、大陸のゲルマン諸語には今もその r が残る。英語だけが r を失い、speak という短い形になった。中心の意味は「口に出して言う」で、そこから話し手(speaker)、話す能力・可能性(speakable)、話す行為(speaking)が派生し、否定形 unspeakable・unspeakably は「言葉にできないほどひどい」という評価語になっている。

音を出す機械にも人を表す語をそのまま当てたのが loudspeaker・speakerphone で、組織の役職名としては speakership。bespeak は「先に言う」から「予約する・物語る」、その過去分詞 bespoke は「注文で作らせた」の意の形容詞。過去形 spoke と原形 speak の母音交替は古い強変化動詞の名残で、この交替こそこの家族の目印。newspeak のように speak を後ろに置いた造語も作りやすく、今も生産的な語である。