イタリック祖語
*katesnā
鎖
chain
英語での現れ方
ラテン語 catēna は「鎖」。chain は輪をつないだ鎖そのものを表し、unchain はその鎖を外すこと、chainsaw は刃を備えた鎖を回すのこぎりである。caten を残す concatenate は、文字列やデータなどを順につなぐことをいう。鎖の輪を一つずつ連ねる様子を、情報の連結に移して考えられる。
catenary は両端を支えられて垂れ下がる鎖の曲線。cat はここではファイルの内容を出力するコマンドの名で、concatenate を短くしたものに当たる。また channel は、帆船の外側に張り出し、鎖を介して支索を支える板をいう船舶用語に限ってこの仲間に入る。日常語としての猫や水路ではなく、鎖・連結の由来を持つ専門用法を区別して読む必要がある。