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印欧祖語

*yóh₁r̥

year

英語での現れ方

もとの意味は「季節がめぐって戻ってくる時」。ゲルマン語系の本来語としては古英語を経て year になり、years・yearly・yearlong・yearbook・yearling(生後一年の家畜)・yesteryear(去年・過ぎ去った時代)が並ぶ。同じ祖形がギリシャ語では「区切られた時・時刻」を意味する語となり、ラテン語を経て古フランス語から英語に入ったのが hour である。hourly・hourglass(砂時計)・hourlong がその複合語で、year と hour が同じ根から出たとされるのがこの family の面白さである。

ギリシャ語形をそのまま使った hor は学術語に残り、生まれた時刻の星の配置を見る horoscope(ホロスコープ)、時計を扱う horology(時計学)、時刻ごとの horary が代表。コツは「year は germanic、hour は greek/latin 経由」と経路で覚え分けること。注意点として hour の h は綴りだけで発音されない。yr・hr のような略記も同じ語を縮めたもので、時間を扱う表では h・y の一文字だけになることもある。