西ゲルマン語
*hwehwl
車輪
wheel
英語での現れ方
- wheelwheel・wheeled・wheeler・wheeling・wheelchair・wheelbarrow・wheelbase・wheelhouse・wheelwright・cartwheel・pinwheel・flywheel・cogwheel・handwheel・treadwheel・freewheel・freewheeling・sternwheeler
この段階の語形はまだ子音の重なりが残っているが、古英語で hwēol と整い、中英語の whel を経て現在の綴りになった。注目すべきは複合語の古さで、中英語の時点で wheelbarrow・wheeler・wheelwright にあたる語が既に使われており、車輪を中心とした生活語彙が早くから育っていたことがわかる。
現代語でも造語力は衰えておらず、機械や乗り物の新しい部品名にそのまま使える(wheelbase・wheelhouse・treadwheel)。綴りの目印は語頭の wh- で、これはゲルマン語の hw- が入れ替わったもの。wheel を含む語は例外なく「輪・回転」の意味を保っているので、複合語の前半を読むだけで意味が取れる。