印欧祖語
*gleybʰ-
くっつく・粘りつく
to stick, to cling
英語での現れ方
「くっつく・しがみつく」という古い語群には、clim を含む climb「登る」と、固く結び付く意味の cleave がつながる。岩や枝に手を掛けて上がる姿が、接触を保つことから上へ進むことへの橋渡しになる。cliff もこの系統に結び付けられる崖の名で、cliffhanger は結末が気になる危機的な場面や展開をいう。
clever にも「つかむ・くっつく」語群から手際のよさへ進んだとする説があるが、語源には異説がある。現在の意味は「賢い・巧みな」で、climb の登る能力だけを述べる語ではない。ここでの cleave は離れずにくっつく意味で、「切り裂く」の語義とは分ける。また clime は、この系統では climb を誤ってつづった口語的な用法に限られ、通常の「気候・土地」の意味は含まれない。