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ゲルマン祖語

*sehwaną

英語での現れ方

英語ではこの動詞が see として残り、時間や立場を示す接頭辞と組んで意味を変える。foresee は先を見る=予見する(foreseeable・unforeseen・unforeseeable)、oversee は上から見る=監督する(overseer)。否定形は un- を付けるだけでよく、unseen・unseeable・unseeing が作れる。現在分詞の seeing は「〜だから」という接続の言い方にもなる。

もう一方の sight は、同じ語根に名詞を作る語尾が付いて母音が変わった形。視覚そのものを言う eyesight・sighted・unsighted・sightless・sightedness、目にする行為の sighting、見た目を言う sightly・unsightly・unsightliness、そして名所を見て回る sightsee・sightseeing・sightseer。複数形の sights は「名所」とも「照準器」とも取れ、gunsight は後者の意味。抽象化した三語 insight(内を見る→洞察)・hindsight(後から見て分かること)・oversight は同じ作りなのに意味が離れており、とくに oversight が「監督」と「見落とし」の正反対を兼ねる点は覚えておきたい。farsighted は「遠くが見える→遠視の・先見の明がある」で、foresighted と意味が近い。