古代ギリシア語
ῠ̔πο-
下に
under; below
下・わずかの意を作る
英語での現れ方
- hypohypodermic・hypothermic・hypotension・hypothetical・hypocrisy・hypothalamus・hypotenuse
- hypoglychypoglycemia・hypoglycemic・hypoglycaemia・hypoglycaemic
- hyphhyphen・hyphenate・hyphenation
空間的な「下」が出発点で、hypodermic(皮膚の下の)、hypoglossal(舌の下の)、hypothalamus(視床の下)、hypotenuse(下に張られた線→斜辺)のように位置を表す。医学ではここから「基準より低い・足りない」の意味が中心になり、hypotension(低血圧)、hypothermic(低体温の)、hypothyroidism(甲状腺機能低下)、hypokalemia・hyponatremia(カリウム・ナトリウムの低下)のように、後ろの語が何の不足かを示す。
比喩の方向にも伸びており、hypothetical(下に置く→仮の)、hypothecate(担保に入れる)、hypocrisy・hypocrite(下で演じる→偽善)は「表に出ない下側」という発想。母音や気音の前では hyph に縮み、hyphen(一つの下に→つなぎ符号)がその例。医学語で hypo- を見たら、まず「低い・足りない」と当たりを付けてから後半を訳すとよい。