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印欧祖語

*mew-k-

英語での現れ方

ギリシャ語の「きのこ」を語幹にした、医学・生物学の専門語の家族。myc が語頭に立つと「真菌の」で、mycelium(菌糸体)、mycotoxin(カビ毒)、mycoplasma・mycobacterium(細菌の属名)となり、語末に来ると病名を作って mycosis(真菌症)、blastomycosis・coccidioidomycosis・actinomycosis のように原因菌の名が前に付く。myce で終わる Streptomyces や actinomycete は「菌糸をつくる細菌」を指す。

mycin で終わる語がまとまって薬の名なのは、放線菌から次々に抗生物質が見つかった時期の命名習慣によるもので、由来した菌の名+-mycin という作り方をしている(streptomycin・erythromycin・vancomycin など)。注意すべきは綴りの区別で、Micromonospora 属由来のものは -micin と書き分ける(gentamicin)。また paramyxovirus の myx は「粘液」を表す別の語形なので、-myc- と混同しないこと。

この語源をもつ英単語