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印欧祖語

*gʷḗn

woman

英語での現れ方

ゲルマン語系では古英語 cwēn がそのまま queen になった。もとの意味は「女・妻」で、そこから「王妃・女王」へ格上げされたもので、queenly は「女王らしい」。一方ギリシャ語 γυνή(女)由来の gyn は学術語に集中し、gynecology(女性の体を扱う学→婦人科)、misogyny(女を憎むこと→女性嫌悪)、androgynous(男と女を併せ持つ→両性的な)のように、他の要素と組み合わさって意味が決まる。

コツは「女性」の一語を当ててみること。gynarchy(女性による支配)や gynoecium(花の雌しべ群)のような専門語でも中心の意味は動かない。注意点は綴りの揺れで、イギリス式の gynaec(gynaecology・gynaecologist)とアメリカ式の gynec(gynecology・gynecologic)は同じ語。また guenon(オナガザル)や banshee(アイルランド語の「塚の女」)のように、綴りからは仲間だと分からない語もある。