印欧祖語
*h₃ékʷtis
英語での現れ方
- optoptic・optical・optics・optician・optically・panoptic・synoptic・fiberoptic
- opsyautopsy・biopsy・necropsy
- opsissynopsis・thanatopsis・coreopsis
「見る」を表した語根から出た名詞で、英語に届いたのはギリシャ語を経た学術語の道筋。日常語にはならず、光学・医学・書物の用語に集中している。光学系では opt が優勢で、optic・optical・optics・optician・optically・fiberoptic が並び、視野の広さを言う panoptic、要点を一望する synoptic も同じ形。
医学の検査名には opsy が使われ、autopsy(検死)、biopsy(生検)、necropsy(剖検)のように「実際に見て確かめる」ことを表す。書物や概念の要約は opsis の形で synopsis、詩や植物の名にも thanatopsis・coreopsis として残り、opsin は視覚に関わるタンパク質の名。同じ語から出ていても、opt は「光と目」、ops は「見て確かめる行為」に寄っていると押さえると混同しない。