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ゲルマン祖語

*kuttô

英語での現れ方

もとは体にまとう「上着」。前に付く語が種類を決める型が多く、overcoat(外套)、raincoat(雨合羽)、greatcoat(厚手の軍用外套)、topcoat(薄手の外套)、tailcoat(燕尾服)、waistcoat(チョッキ)、petticoat(ペチコート)と並ぶ。着ている服で人を呼ぶ用法もあり、redcoat(赤い軍服の英兵)、bluecoat(青い制服の兵・警官)、turncoat(上着を裏返す者→寝返り者)はその例。coatroom は上着を預ける部屋。

もう一つの流れが「表面を覆う層」で、名詞から動詞 coat(塗る・覆う)が生まれ、coated(塗装された)、coating(塗膜・上塗り)、uncoated(無塗装の)、undercoat / undercoated(下塗り)、sugarcoat(砂糖でくるむ→耳当たりよく言う)へ広がった。服も塗装も「上から覆う」という一点で同じ発想。coat が服の話か層の話かは、前後の語で判断する。