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印欧祖語

*knékō

うなじ

nape

英語での現れ方

再建形としては母音や語尾の違うかたちが複数立てられているが、いずれも同じ「うなじ」を指しており、英語に現れる姿は neck に一本化されている。この語の面白さは、部位の名前でありながら「細くくびれた部分」という形の語彙として働く点で、bottleneck・gooseneck・crookneck・turtleneck はその応用である。

もう一つの層が装身具・衣類の語で、首にかける物や首まわりの仕立てを一語で表せる(necklace・necklet・necktie・neckband・neckline・neckwear・neckerchief)。breakneck は危険の比喩、redneck・roughneck・leatherneck は人の呼び名。neck を見たら「体の首」か「物のくびれ」か「人の呼び名」かを文脈で選ぶだけでよい。