印欧祖語
*gʷerh₃-
飲み込む・むさぼり食う
to swallow, to devour
英語での現れ方
- vorvoracious・voraciously・voracity・carnivore・omnivore・carnivorous・omnivorous・piscivorous・insectivorous
- vourdevour・devourer・devouring
- garg / gurggargantuan・regurgitate
印欧祖語で「飲み込む・むさぼり食う」を表した語。ラテン語を経た vor が最も広く現れ、食性を言う carnivore / carnivorous(肉食)、omnivore / omnivorous(雑食)、piscivorous(魚食)、insectivorous(虫食)と、性質を言う voracious・voracity・voraciously(貪欲な)に分かれる。古フランス語経由の vour は日常語 devour(がつがつ食べる)・devourer・devouring。
「のど」を表す枝もあり、garg / gurg の regurgitate(吐き戻す・受け売りする)、gargantuan(けた外れに大きい)がそれで、gargantuan は大食漢の巨人の名から広まったとされる。植物名の hellebore も「鹿が食べる草」の意とされ、この根に連なる。飲み込む動作から「のど」「大食い」「貪欲」へ広がる筋道を押さえると、離れて見える語が一本につながる。