Proto-Graeco-Phrygian
*gʰlōrós
英語での現れ方
- chlorchlorine・chloride・chlorination・dichloride・trichloride・tetrachloride・hydrochloride・chlorothiazide
- chlorochlorophyll・chloroplast・chloroquine・chlorobenzene・chloroprene・dichloromethane・chlorofluorocarbon
- cloclofibrate・clozapine・clonidine・clomipramine・clomiphene・dicloxacillin
英語に入った語のほとんどは近代以降に作られた科学用語で、色の名としてよりも元素・化合物の標識として働く。塩素を意味する chlorine を軸に、chloride(塩化物)、hydrochloride、chlorothiazide のような薬剤名まで一直線につながっている。植物の緑を担う chlorophyll・chloroplast だけは「黄緑」という原義を色として残している。
合成語は「数+ chloro +母体」の組み立てで読むと分解しやすい。tetrachloromethane なら「塩素 4 個+メタン」、trichloroethylene なら「塩素 3 個+エチレン」。医薬品名に現れる clo は chloro の縮約形で、clonidine・clomiphene・clozapine のように語頭に置かれる。学術語では綴りが長くなりがちなので、頭の接頭辞と末尾の語尾に切り分けて読む習慣をつけたい。