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印欧祖語

*ǵʰl̥h₃rós

英語での現れ方

色の名として出発した語幹だが、英語に入ったのはギリシャ語を経た学術語の層だけで、日常語には残っていない。黄緑の気体に名づけられた chlorine から、化合物名の chloride・hydrochloride・chlorofluorocarbon が広がり、植物の chlorophyll・chloroplast が原義の「緑」を保っている。

語形の見分けは三段階で考えると整理しやすい。色や元素をそのまま指す chlor、他の物質名と結びつく連結形 chloro、そして医薬品名に埋め込まれる縮約形 clo。hydroxychloroquine のように連結形が語中に来る長い語も、hydroxy- / chloro- / -quine と切れば読める。化合物名では di-・tri-・tetra- が塩素の数を示すので、そこから先に読むのが早い。

この語源をもつ英単語