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印欧祖語

*gʰrey-

塗る・擦りつける

to smear, to rub on

英語での現れ方

中心にあるのは「油などを塗る」という動作。ギリシャ語の「塗る」から「油を注がれた者」を意味する語ができ、christ 系はその聖油の儀式に由来する。christen は洗礼名を付けることで、今も船の命名式に使い、christening はその式。chrism は聖油そのもの。christian・unchristian・unchristianly・unchristlike のように、信仰や人柄の評価にも広がる。

cream は乳脂肪を「塗り取ったもの」で、creamy・creaminess は質感、creamer・creamery は道具と場所。比喩で「最上の部分」にも使う。ゲルマン語系の grim 系は「すすを塗った顔・仮面」から「厳しい・薄汚れた」へ転じたとされ、grimace(しかめ面)も同じ顔つながり。cretin は憐れみを込めた方言の呼び名から来たとされるが、現在は強い侮蔑語で、cretinous ともども使わないほうがよい。