ラテン語
-fex
作る者
maker
「〜を作る者」を表す
英語での現れ方
ラテン語 facere(作る・行う)から作られた「〜を作る者・なす者」という複合語の後半要素。opifex(仕事をなす者)から opificium → officium(務め)が生まれ、英語の office(務めの場→職務・事務所)、official(職務上の→公式の)、officer につながった。artifice(技をこらして作ること→策略)の fice も同じ facere の痕跡。
そのまま英語に入った例が pontifex(橋を架ける者→ローマの神官長)で、pontiff(教皇)、pontificate(教皇の座・もったいぶって語る)に残る。fex/fic を見たら「何かを作る・なす」場面を思い浮かべると、office の意外な原義(務め=なすべき仕事)が見えてくる。