caveat と warning の違い
warning は「危険への警告」、caveat は「留保・但し書き」というフォーマルな注意。危険を知らせるか、条件を添えるか、で使い分けます。
結論
caveat 「但し書き・留保・警告」— 「ただし〜に注意」という条件つきの注意(硬い語)
warning 「警告・注意」— 危険や結果をあらかじめ知らせる標準語
危険の予告が warning、条件の但し書きが caveat。
比較表
| caveat | warning | |
|---|---|---|
| 中身 | 留保・条件(ただし〜) | 危険・結果の予告 |
| 文体 | フォーマル・書き言葉 | 日常・標準 |
| よく使う形 | with one caveatただし1つ条件がある a caveat to 〜〜への但し書き | a warning about 〜〜についての警告 without warning予告なく |
| 例文 | I'll agree, with one caveat.賛成します、ただし1点条件つきで。 | The label carries a health warning.ラベルには健康警告が記されている。 |
語源でわかる違いと覚え方
caveat はラテン語の動詞 cavēre「用心する」の活用形で、「その者は用心すべし」という意味です。文法上は三人称単数・現在接続法。法律の表現で使われたこの形が、英語では注意や留保を表す名詞になりました。warning は英語の本来語 warn から作られた名詞です。
caveō「用心する」の家族には caution(注意)・cautious(慎重な)・precaution(予防策)がいます。有名な法格言 caveat emptor は「買い主よ用心せよ(現物確認は自己責任)」。caveat は今も「知的で、条件つきの注意」という格調を保っています。
覚え方
危険の予告は warning、条件つきの但し書きは caveat。
caveat = ラテン語「用心せよ」。caution と同じ家族。
使い方と例文
caveat の使い方
with a caveat / add a caveat — 但し書き・留保をつける
- The findings come with an important caveat.この結果には重要な留保がつく。
warning の使い方
a warning about / of 〜 — 〜への警告
- They issued a storm warning.暴風警報が出された。
- He left without warning.彼は予告なく去った。
The warning said the trail was dangerous, with the caveat that it reopens after repairs.
その警告は登山道が危険だと告げていたが、補修後に再開されるという但し書きつきだった。
よくある間違い
×The sign is a caveat about falling rocks.
○The sign is a warning about falling rocks.
危険の予告は warning。caveat は「条件・留保」の注意で、標識には使いません。
理解度チェック
「ただし1点、条件があります」— with one ___
(留保・但し書き。)
惜しい。正解は caveat。条件つきの但し書きは caveat。
よくある質問
Q. disclaimer との違いは?
disclaimer は「免責事項」— 責任を否定・限定する法的な文言です。caveat は「ただし〜に注意」という留保で、責任放棄より「読み手への条件提示」に寄ります。
同じ語源の仲間
caution・precaution はすべて caveō「用心する」の家族。caveat はその中で最もフォーマルな顔です。