island と islet の違い
island は「島」の標準語、islet は「ごく小さな島・岩礁程度の小島」。サイズ感で分かれる2語です。islet は医学用語としても重要な顔を持っています。
結論
island 「島」— 大きさを問わない標準語
islet 「ごく小さな島」— 人が住まないような小島・岩礁。地理・医学の用語
普通は island。「小島」と特に言いたいときだけ islet。
比較表
| island | islet | |
|---|---|---|
| サイズ感 | 大小を問わない | ごく小さい(無人の岩礁級) |
| 使う場面 | 日常・あらゆる文脈 | 地理の記述・医学(膵島) |
| 例文 | the islands of Okinawa沖縄の島々 | a rocky islet off the coast沖合の岩だらけの小島 |
語源でわかる違いと覚え方
islet は isle(小島)に、小ささを表す語尾 -et が付いた形とされます(booklet「小冊子」の -et と同じ)。一方 island は古英語 īeġland(īeġ「島」+ land)というゲルマン系の本来語で、isle・islet とは別の家系です。
つまりサイズの階段は island(島)> isle(小島・雅語)> islet(ごく小さな島)。そして islet には医学の顔があります — 膵臓の中に島のように散らばる細胞のかたまりを islets(膵島、ランゲルハンス島)と呼び、そこで作られるホルモンが insulin(インスリン)。「島」の語彙が医学用語の中に生きています。
覚え方
-et は「小さい」の印。islet は「小島」、booklet は「小冊子」。
膵島(islets)で作られるから insulin — 医学もつながっている。
使い方と例文
island の使い方
名詞「島」 — 標準の語
- The island has a population of 3,000.その島の人口は3,000人だ。
islet の使い方
名詞「小島」 — 地理の記述で
- Seabirds nest on the offshore islets.海鳥は沖合の小島で営巣する。
islets(医学) — 膵島(ランゲルハンス島)
- Insulin is produced in the pancreatic islets.インスリンは膵島で作られる。
よくある間違い
×islet を「アイスレット」と読む
○/ˈaɪlət/(アイレット)
isle と同じく s は発音しません。
理解度チェック
「沖合の小さな岩の島」— a rocky ___
(選んだ語でどんな意味になるか考えましょう。)
惜しい。正解は island / islet。どちらも使えます。islet は小さな島を明示しますが、小さな島も island と呼べます。
よくある質問
Q. isle との違いは?
isle は「島」の雅語・地名用の語で、大きさは問いません(the British Isles は大きな島々です)。islet は純粋にサイズが小さいことを表します。詳しくは island と isle の違いのページへ。
同じ語源の仲間
insulin と isolate は isle 側の祖先 īnsula「島」の家族。islet の医学用法(膵島)が insulin の名の由来につながっています。