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Proto-Hellenic

*némō

分配する

to distribute

英語での現れ方

ギリシャ語 νέμω は「割り当てる・分け与える・管理する」で、そこから νόμος(割り当てられた決まり→法・慣習)と νομή(割り当てられた土地→牧草地)という二つの名詞が生まれた。法・管理の側からできたのが nomy で、「〜を治める仕組み・〜についての体系」を作る。economy(家 oikos を切り盛りする→経済)・astronomy(星の配置の法則→天文学)・autonomy(自分で法を持つ→自治)・taxonomy(並べ方の決まり→分類学)・agronomy(畑の管理→農学)・antinomy(法と法の衝突→二律背反)・anomy(法が失われた状態、anomie とも綴る)。

形容詞は nomic / nomical になり、autonomic(自律の)・ergonomic(仕事の割り当てを考える→人間工学の)・taxonomic・agronomic・microeconomic。astronomical は「天文学の」から転じて「桁外れの」の意味でも使われる。専門家は nomist(agronomist・taxonomist)、動詞化すると economize / economise(節約する)・economizer。牧草地の側から出たのが nomad(草を求めて移り住む人→遊牧民)・nomadic で、一見無関係に見えるが「割り当てられた土地で草を食ませる」が出発点。-nomy を見たら「その分野を治める決まり」と読み替えるのが早い。