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印欧祖語

*tep-

温かい

to be warm

英語での現れ方

英語での現れ方は、ギリシャ語 τόπος(場所)系とラテン語 tepidus(なまぬるい)系の二つに大きく割れる。top は「場所」で、topic(論じる場所→話題)、topos(文学の定型的な場面)、topography(土地の記述→地形)、toponym・toponymy(地名・地名学)、topical(その場の・時事の)、atopy(場所をはずれた反応→アトピー)と、位置や範囲に関わる語を作る。topia は「〜な場所」で、utopia(どこにもない場所)と dystopia(ひどい場所)が対をなす。

化学・生物の tope は「同じ場所を占めるもの」で、isotope(同位体)、radioisotope、epitope(抗体が結合する部位)のように、位置を指す原義がそのまま生きている。これに対し tepid は「なまぬるい」で、tepidly・tepidity は温度だけでなく「気乗りしない反応」を評するのに使われる。語根そのものは「温かい」を表し、τόπος 系との結びつきは説のひとつとされるので、実用上は「場所の top」と「ぬるい tepid」を別の塊として覚えるのが安全。