イタリック祖語
*augeō
英語での現れ方
- augmentaugment・augmentation・augmented
- auctauction・auctioneer
- authauthor・authority・authorize・authorship・coauthor・authoritative
出発点は「増やす・大きくする」。意味がそのまま残っているのが augment(増やす)・augmentation・augmented で、auct の auction は「値を競り上げていくこと」から売り方の名になった。auxiliary(補助の)も「力を足すもの」から来ている。
意外なつながりが auth の語群で、ラテン語で「増やす人→物事を起こす人・後ろ盾」を意味した語が、英語の author(著者)と authority(権威)になった。作品を生み出す人が author、その人の持つ後ろ盾が authority という流れで、authorize(権限を与える)・authorization・authoritative・authoritarian・authorship・coauthor もすべてここから伸びている。フランス語形の auteur(作家性のある監督)は同じ語をあとから借り直したもの。今は th と綴るが元の子音は t なので、auction と author が同じ家族だとは気づきにくい。