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ゲルマン祖語

*samaz

同じ

alike, identical

英語での現れ方

「同じ・そのような」を表したゲルマン語の語が、英語では接尾辞 some として生き残ったもの。名詞や動詞に付いて「〜を帯びた・〜させる」という形容詞を作る: fear→fearsome(恐ろしい)・fearsomely、loathe→loathsome(いとわしい)、worry→worrisome(気がかりな)、whole→wholesome(丸ごとで健全な)・wholesomeness、否定は unwholesome・unwholesomeness。

注意したいのは、意味がずれてしまった語。handsome はもと「手ごろで扱いやすい」、fulsome は「たっぷり」から「度が過ぎてわざとらしい」へ、winsome は「喜び」を表す語から「愛嬌のある」へ移った。noisome は noise ではなく annoy と同じ系統で「不快な・有害な」の意味であり、綴りに引かれた誤読が起きやすい。buxom も -some の付いた語がすり減った形とされる。数詞に付くと「〜人組」の名詞になり、twosome・threesome・foursome のように使う。selfsame の same は同じ語の別形だが、こちらは接尾辞ではなく独立した語である。