ゲルマン祖語
*bandijaną
英語での現れ方
- bendbend・bends・bender・bending・bendable・unbend・unbending・unbendable・hellbender・bended
- bentbent・unbent・bentwood
- bandband・bandy
元は弓に弦を張って「たわめる」ことで、そこから「曲げる」一般へ広がった。bend は動詞そのもので、bendable・unbendable は曲げられるかどうか、unbending は「曲がらない→頑固な・妥協しない」と比喩に進む。潜水病を指す the bends は体を曲げてしまう症状から、hellbender は大型のサンショウウオの俗称。bended は現在では on bended knee のような決まった言い方に残る古い過去分詞形。
過去分詞から独立した bent は形容詞「曲がった」に加えて、名詞の「性向・傾き」としても使われる(気持ちがどちらへ曲がっているか、という像)。bentwood は蒸して曲げた木材のこと。band は「たわめて縛るもの→ひも・帯」で、bandy は「(球や言葉を)打ち返してやり取りする」から来たとされる。弓を張る動作をひとつ思い浮かべておくと、bend・bent・band の三つがまとめて手に入る。