ゲルマン祖語
*dōmaz
裁き
judgement
英語での現れ方
- domkingdom・subkingdom・dukedom・earldom・fiefdom・freedom・wisdom・boredom・fandom・stardom・martyrdom・whoredom・thraldom・thralldom
- doomdoom・doomed・doomsday
ゲルマン語で「据えたもの→判決・定め」を表した名詞。英語ではまず doom に残り、もとの意味は「裁き」で、doomsday は「最後の審判の日」。いまの doom は「避けられない破滅」に傾き、doomed(運命づけられた)もその側。同じ語幹の動詞 deem は「判決を下す」から「〜と判断する・思う」へ移った。
この語が弱まって接尾辞 dom になり、こちらの方が出会う機会は多い。「〜の状態・〜の及ぶ範囲」を表し、kingdom(王の領域)・subkingdom・dukedom・earldom・fiefdom のような支配圏の語と、freedom・wisdom・boredom・martyrdom・whoredom・thraldom(thralldom とも綴る)のような抽象名詞に分かれる。いまも生きた接尾辞なので fandom・stardom のように新しい語を作れる。重い意味の名詞 doom と、中立な接尾辞 dom を切り離して覚えるのがコツ。