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イタリック祖語

*possom

英語での現れ方

ラテン語 possum(〜できる)から作られた形容詞が poss の形で入り、possible(可能な)、possibility、否定の impossible・impossibility が代表。ここでは「実現できるかどうか」という抽象的な可能性を表す。

同じ動詞の不定詞が俗ラテン語・古フランス語を経て名詞化したのが power で、「できること」から「力・権力」へ移った。willpower・manpower・horsepower・firepower・brainpower のように「何の力か」を前に置く複合語を大量に作り、動詞化した empower(力を与える)、overpower(力で上回る)、欠如を表す powerless・powerlessness も同型。フランス語の別ルートから入った puiss(puissant・puissance)は文語に限られる。poss は「可能」、power は「力」と役割がはっきり分かれるので、綴りで見分けられる。