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印欧祖語

*wr̥ǵyéti

働く

to work

英語での現れ方

印欧祖語で「行う・なす」を表した動詞の現在形にさかのぼり、ギリシャ語 ἔργον(仕事)も同じ根とされる。ゲルマン語に入る過程で語中の r の位置が動き、古英語 wyrċan という形になった。work の w-r-k という骨格と、wrought の w-r-ought という骨格が別ものに見えるのは、この r の動きと、古い分詞形が別々に固まったため。

名詞と動詞の区別がなく、そのまま「働く」と「働き・作られたもの」を表すのが英語 work の特徴で、「作品」の意味も生きている。working は形容詞にも動名詞にもなり、workings は「仕組み」。irk は北欧語経由の同根とされ、irksome は「わずらわしい」。同じ「働く」でも、work が中立、irk が負担、wrought が完成品と、役割が分かれているのがこの家族の見どころ。