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印欧祖語

*pós

後に

after

英語での現れ方

「後ろに」を表したこの語は、イタリック語で post の形に固まり、英語にはラテン語からの借用としてだけ届いた。本来語の中には残っていないので、出会う場所は学術語・専門語に偏る。接頭辞の post は postwar・postnatal・postpartum・postoperative・postprandial・postglacial のように「〜の後の」を作り、postgraduate・postdoctoral・postdoc・postpaid・postdate のような実務の語にも及ぶ。

古い比較の形からは poster が出て、posterity(後に続く者たち=子孫)と posterior(後ろ側の)になった。postpon の postpone・postponement は「後ろへ置く」という原義がそのまま残る例。preposter の preposterous・preposterously は、pre-(前)と post(後)を一語に押し込んで「あべこべ」を言った語で、この接頭辞の意味を覚えるのに便利。postlude・postfix・postmodernism・postindustrial のように、分野ごとに「後」を足していく作り方は今も現役。