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古代ギリシア語

-ᾰκός

〜に関する形容詞を作る

英語での現れ方

ギリシャ語の「〜に属する・〜に関する」を作る接尾辞がラテン語 -acus を経由し、英語では iac または -ac として定着した。体や心の状態を言う語に多く、cardiac(心臓の)、celiac・coeliac(腹腔の=セリアック病)、hypochondriac(肋骨の下の→心気症の人)、maniac(狂気の人)、demoniac(悪霊にとりつかれた)、aphrodisiac(愛の女神アプロディーテーの→媚薬)、elegiac(哀歌の)、zodiac(動物たちの〔輪〕→黄道十二宮)が代表例。さらに -al を重ねた maniacal・demoniacal・zodiacal は形容詞専用の形で、副詞は maniacally。brainiac(頭脳明晰な人)はこの接尾辞を現代英語で真似て作った新しい語。

同じ接尾辞が古い時代に別ルートで入ったのが church で、「主に属する〔家〕」を意味したギリシャ語がゲルマン語に取り込まれ、古英語を経て今の形になったとされる。churchyard(教会墓地)、churchman、churchgoer・churchgoing(教会に通う人・こと)、churchwarden(教会委員)、interchurch、unchurch と派生も多い。treacle も「野獣(の毒)に効く薬」を指すギリシャ語が変化した語で、解毒剤から糖蜜へと意味が移ったとされる。treacly は「糖蜜のような→甘ったるい」。