EnglishBattle

イタリック祖語

*mōs

慣習

custom

英語での現れ方

mōs はその社会で通っている「習わし」で、複数形がそのまま英語の mores(社会的慣習)になっている。習わし→良し悪しの基準という流れで moral(道徳の・教訓)が生まれ、morality(道徳性)、moralist(道学者)、moralize(説教する)、immoral(不道徳な)と派生する。同じ綴りでも morale はフランス語経由で「士気」を指し、moral(道徳)とは意味も発音も別なので混同に注意。

demoral 系は「士気をくじく」と「道徳を失わせる」の両方に使われ、綴りは -ize / -ise、-ization / -isation の米英差がそのまま出る。morose は同じ mōs から出た「自分の流儀にこだわる」が転じた語とされ、道徳とは無関係の「不機嫌な・陰気な」の意味なので、moral 系と結び付けて訳さないこと。