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印欧祖語

*klek-

声を上げる

to cry out

英語での現れ方

もとは「カラカラ・ガラガラ鳴る」音を写した語根とされ、そこから鐘の名がラテン語 clocca として広まった。時を告げる鐘が clock(時計)になり、clockwise(時計回りの)、anticlockwise(反時計回りの)、clockwork(時計仕掛け=正確で規則的な動き)、clockmaker(時計職人)と伸びる。同じ鐘の形からベル型の外套を指したのが cloak で、cloakroom(上着を預ける部屋)のほか、cloaked・uncloak のように「覆い隠す/覆いを取る」という動詞にもなった。

ゲルマン語側では笑い声を写した語群になり、laugh の形で残っている。laughter(笑い)、laugher(笑う人)、laughable・laughably(笑ってしまうほどばかげた)、laughingstock(笑いもの)と派生は多い。gh は今は発音しないが、かつての喉の摩擦音の名残で、綴りだけが古い姿を保っている。鐘の音も笑い声も、同じ「鳴り響く音の写し」から出たとされると考えると、離れて見える三つの系列がつながる。