印欧祖語
*péh₂sti
守る
to guard
英語での現れ方
ラテン語 pāscō は「食物を与える・家畜を放牧する」を表す。past / pab の仲間では pasture が家畜を養う牧草地、pastor がもとは羊などの群れを世話する人を指した。そこから pastor は信徒を導く牧師などの聖職者を表し、pastoral は牧畜や田園の暮らし、また信徒の世話にも関わる語となった。養う対象が家畜から人へ広がっている。
pabulum は食物から、考えを養う材料や、内容の薄い読み物などにも意味が広がる。antipasto は食事の前に出す前菜で、後半が食事に関係する。一方 pasteurized・pasteurised の「加熱殺菌した」という意味は、牧人を表す語から生まれた研究者の姓を介している。食物という共通点だけで直接つなげず、人名から付けられた工程の名だと押さえておこう。