印欧祖語
*ḱr̥h₂nós
英語での現れ方
- hornhorn・horned・horny・hornless・horniness・hornbill・hornpipe・hornbeam・hornblende・hornbook・longhorn・shorthorn・bighorn・pronghorn・bullhorn・foghorn・stinkhorn・shoehorn・flugelhorn
中心の意味は動物の「角」。longhorn・shorthorn・bighorn・pronghorn のように、角の形や大きさで動物を呼ぶ名前が多いのが特徴で、そこから「角の形をしたもの」へ広がって hornbill(角のようなくちばしの鳥)、stinkhorn(角状のキノコ)、hornbeam(材が硬い木)、hornblende(角閃石)といった動植物・鉱物の名になった。形容詞化は horned(角のある)と hornless(角のない)。
もう一つの流れが、角を吹き鳴らす「角笛」から出た音の系列で、foghorn(霧笛)、bullhorn(拡声器)、flugelhorn(金管楽器)、hornpipe(角笛とその踊り)がこれにあたる。shoehorn は角で作った靴べらのことで、動詞では「無理に押し込む」。horn は複合語の前でも後ろでも綴りが変わらないので、見つけたら「角の形か、角笛の音か」のどちらかを疑えばよい。