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印欧祖語

*(s)mer-#-2

英語での現れ方

ラテン語 mereō(受け取るに値する)から来た merit が日常語の側で、merit(功績・値打ち)、meritorious(賞賛に値する)、meritless、meritocracy(実力で人を選ぶ体制)、meritocratic と広がる。emeritus は任期を勤め上げて称号を保つ人(名誉教授)を指し、同じ「働きに見合う」の発想。meretricious は「報酬で身を売る」から転じて「見かけ倒しの」を意味する。

ギリシャ語 μέρος(部分)の系統は化学・生物の術語に集中し、mer が「単位」を表す。monomer(単位一つ)、dimer(二つ)、trimer(三つ)、tetramerous(四つの部分から成る)、polymer(多数)と数詞で作り分け、copolymer(共重合体)、isomer(同じ部分の並び替え→異性体)、enantiomer(鏡像異性体)、elastomer と続く。動詞化すれば polymerize、酵素名は polymerase・isomerase。日常語の merit 系と術語の mer 系は用途がはっきり分かれるので、混同する心配は少ない。

この語源をもつ英単語