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英語での現れ方

ゲルマン語の「数える・数え上げる」に遡り、「順に並べ挙げる」から「語る」へ意味が移ったとされる。銀行の窓口係を指す teller や、票を数える人の意味に、元の「数える」がそのまま残っている。語りの側は storyteller・taleteller(語り手)、foretell(前もって告げる→予言する)、retell(語り直す)、telling(効き目のある・雄弁な)、telltale(告げ口する人・隠しきれない兆候)と広がる。

注意が要るのは、同じ家族に並ぶ周辺語である。tilt(傾ける)や totter・tottering・tottery・teetertotter(ぐらつく・シーソー)は「不安定に揺れる」という別の枝から来たとされ、tell の「語る」とは意味がつながらない。sedulously もラテン語を経た遠縁で、綴りに共通点はない。telly は television の口語短縮で、tell とは無関係。まず「数える→語る」の一本を軸に据え、周辺は無理に結び付けないほうがよい。