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印欧祖語

*térmn̥

境界・終わり

a boundary, end

英語での現れ方

ラテン語 terminus は畑の「境界標」を指した語で、そこから「限界・終わり」の意味が出た。terminal は「終端の」から「終着駅・端子・末期の(terminally ill)」まで、terminate は「区切りをつける→終わらせる・解雇する」、terminus は路線の終点、exterminate は「境の外へ追い出す→根絶する」。determine は de-(すっかり)+「境を定める」で「限界を定める→決定する」となり、determined(決意の固い)・determination(決意・決定)・determinism(決定論)・determinant(決定要因)と広い語群を作る。

いちばん短い term は二つの意味を持ち、ひとつは「区切られた期間」(学期・任期・midterm=中間の)、もうひとつは「区切って定めた言葉=術語」で、terminology(術語体系)はこちら。複数形の terms になると「条件・間柄」(on good terms)という別の使い方になる点にも注意。conterminous・coterminous は「境を共にする=隣接した・範囲がぴったり一致する」。なお氷河がつくる細長い丘 drumlin は、ケルト語で「背・尾根」を意味した語から出た同系の語とされる。