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Proto-Hellenic

*gʷəňňō

行く

to go

英語での現れ方

ギリシャ語 βαίνω(歩く・踏む)から出た βάσις は「踏むこと→足もと→土台」を意味し、ラテン語 basis を経て英語の base になった。土台の意味からは basement(建物の底→地下室)・baseboard(幅木)・baseline(基準線)・basis(根拠)・basic / basics / basically(基本の)が並び、拠点の意味からは firebase・database(データの土台)・wheelbase・subbase・surbase。abase は「低くする→卑しめる」で abasement。解剖・医学では basal(底部の)・basilar(頭蓋底の)のように「底の」を表す。baseless は「根拠のない」。

「歩く」の側は bat の形で残っている。acrobat は「高いところを歩く人→曲芸師」で、acrobatic・acrobatics、飛行機の曲技は aerobatics。物理の adiabatic は「(熱が)通り抜けない→断熱の」、diabatic はその反対。medicine の diabetes は「通り抜けて流れる」を意味した διαβήτης(サイフォン)にちなむ名とされ、diabetic・antidiabetic が続く。なお、この一覧に混じる bass(低音)はラテン語 bassus(低い)由来の別語とされ、base と綴りも意味も近く見えるが系統が違う点に注意したい。