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古フランス語

-ité

抽象名詞を作る

英語での現れ方

フランス語から大量に入った語尾で、形容詞を名詞に変える最も一般的な手段のひとつ。banal→banality(陳腐さ)、precocious→precocity(早熟)、frivolous→frivolity(軽薄さ)のように、語幹の綴りが少し変わることはあっても働きは一定で、「その性質を持っていること」を指す。municipality(自治体)、locality(地域)のように、性質から転じて具体物を指すようになった語もある。

注意したいのは、名詞化にともなって語幹の形が変わる点。-able / -ible の形容詞は -ability / -ibility に、-ive は -ivity になる(subjective→subjectivity、transitive→transitivity)。否定の接頭辞と組み合わさった長い語(invulnerability・impermeability・ineligibility)は、in-/im-/il- を外してから語幹を読むと意味が取りやすい。egalitarian のように、同じフランス語の系統でも -ity ではなく -arian の形で入った語もある。