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印欧祖語

*dʰéygʷeti

英語での現れ方

元の意味は「杭などを突き刺して固定する」で、英語には fix の綴りだけで入った。動詞 fix は「固定する」から「修理する」「(日程を)決める」まで守備範囲が広く、fixed・fixedly・fixity・fixate・fixer・unfixed が派生する。綴りの変種がないので、fix を含む語を見たら「何かを動かないように留めている」と読めばまず外れない。

接頭辞と組んだ語は「どこに留めるか」を示し、prefix・suffix・infix・postfix・affix が文法用語として位置を書き分ける(suffixation・affixation はその作業)。transfix は「突き通す」から「立ちすくませる」へ、crucifix は「十字に打ちつけたもの」で crucify と対をなす。留め具そのものを指す fibula(古代の衣服留め、転じて腓骨)、建築の soffit、フランス語経由の microfiche も同じ系統とされ、「刺して留める」という原義が形を変えて生きている。