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古代ギリシア語

-ος

結果や抽象的な行為を表す名詞を作る

英語での現れ方

ギリシャ語 μέρος「部分」に名詞語尾が付いた形が、英語では化学の mer(構成単位)として定着した。数を表す接頭辞を読めば意味が決まるのがこの語群のコツで、mono-(単)→ monomer 単量体、di-(二)→ dimer、tri-(三)→ trimer、poly-(多)→ polymer 重合体、co-(共)→ copolymer 共重合体、elasto-(弾性)→ elastomer。動詞化・名詞化は polymerize / polymerise、polymerization / polymerisation と米英の綴りが並ぶ。

iso-(同じ)が付いた isomer は「同じ部分から成る」=異性体で、原子の種類と数が同じでも並び方が違う分子を指し、isomerism・isomeric・isomerization と派生する。enantiomer は鏡像異性体。-ase は酵素を表す別の接尾辞で、polymerase(重合酵素)・isomerase はその組み合わせ。生物用語の meristem(分裂組織)や tetramerous(部分が四つの=四数性の)にも「部分」の意味が残る。bathos(緊張の急落・陳腐さ)はギリシャ語「深さ」から来た別語で、この群とは意味がつながらない。