EnglishBattle

印欧祖語

*dyḗws

sky

英語での現れ方

「明るい空・昼」を表した古い語で、ラテン語では diēs(日)と最高神の名の両方になった。日の側がフランス語を通って journ の姿で英語に入り、journal は「一日の記録→日誌・定期刊行物」、そこから journalism・journalist・journalistic・photojournalism が派生した。journey はもともと「一日で行ける道のり」で、journeyman(一人前の職人)も「日ぎめで働く者」から来ている。sojourn(滞在する)・sojourner は「(一日を)そこで過ごす」で、短い滞在を指す点に原義が残る。ラテン語形をそのまま学術語に取り込んだのが diar / diurn で、diary(日記)、diarist、diurnal(昼行性の・日周の)となる。

もうひとつの筋が神の名で、木星を意味した語から来た jovi は、その星回りに生まれた人は陽気だとされたことから jovial(陽気な)・jovially になった。meridian(子午線)・meridional は「真昼の(線)」で、太陽が最も高くなる時刻から方位や経線を言う語になった。circadian(概日の)も「およそ一日の」で同じ日の語を含む。コツは、journ・diar・jovi の見た目の違いに惑わされず「日・空・神」の三点から出たと押さえることで、綴りの離れた語どうしが一枚につながる。